― まずはジパングにご相談ください ―
農薬散布用ドローン(DJI AGRASシリーズ)は、一般の空撮用ドローンとは違い、「農薬という薬剤を空からまくための機械」です。
人や作物、近隣の環境への影響が大きいため、法律上も運用ルール上も、誰でもいきなり買って飛ばしてよい機体ではありません。
そのため、DJIの散布ドローンを正しく購入・運用するには、
- 専用の講習を受けて技能認定を取得すること
- そのうえで、機体購入や飛行許可、保険加入などの準備を進めること
が求められています。
「でも、自分は何から始めればいいのか分からない」
多くの方がここで止まってしまいます。
企業組合ジパングでは、こうした方のために、
「講習の受講」から「機体の購入」、「運用のフォロー」まで
ひとつの窓口で相談できる体制
を用意しています。
まずはジパングにご相談いただければ、必要なステップを一緒に整理しながら進めていきます。
なぜ講習が必要なのか
講習が必要な理由は、大きく分けて三つあります。
1つ目は「法律・ルールの理解」です。
農薬散布は、航空法上は「物を落とす飛行」や「危険物を運ぶ飛行」として扱われ、申請が必要な場面も多くあります。こうしたルールを知らないまま飛ばすと、知らないうちに違反になってしまう危険があります。
2つ目は「農薬そのものへの理解」です。
どの薬剤を、どの量で、どのような飛行条件で散布するのかによって、作物への効果も、周辺への影響も大きく変わります。ドローンの操作だけではなく、農薬の基礎を押さえることが、安全散布には欠かせません。
3つ目は「大型機体を安全に扱う技術」です。
AGRASのような散布ドローンは、薬剤や水を積むとかなりの重量になります。
「離陸・着陸」「ホバリング」といった基礎操作だけでなく、風のある中での飛行や、自動航行の監視、緊急停止など、現場を想定した訓練が必要です。
ジパングの講習では、これら三つをバランスよく身につけていただくことを目的にしています。
ジパングの講習の特徴(ジパングらしさ)
ジパングの農業用ドローン講習は、単に「資格を取るための講習」ではなく、「自分の圃場で、安心して運用できるようになること」をゴールにしています。そのために、次のような特徴を持たせています。
初心者向け:座学(オンライン)+実技、合計5日間
- ドローンが初めての方、農薬散布は未経験という方を想定したコースです。
- 座学はオンラインで受講できるため、移動の負担を減らしながら、基礎知識をじっくり学べます。
- 現地での実技は、離陸・着陸から始めて、散布飛行、自動航行まで、段階的にステップアップしていきます。
- 自動航行やバッテリー運用、スマートファーム(自動化された農業管理)の基本など、「買ったあとに困りやすいところ」を丁寧に押さえます。
経験者向け:4日間の短縮コース
- すでにドローンの飛行経験がある方を対象に、基礎操作の部分をコンパクトにし、散布特有のポイントと自動航行に重点を置いた構成です。
- 操縦そのものよりも、「散布の質」と「現場運用の安定性」を高めたい方に適した内容になっています。
自動航行専用講習(アグリマップ設定を含む)
- 「基本は分かっているので、自動航行の使いこなしだけ集中的に学びたい」という方向けに、自動航行に特化した講習も用意しています。
- 圃場の登録からアグリマップの設定、ルート作成、実際の自動飛行と監視のコツまで、一連の流れを実機で確認していきます。
認定証の発行と、その後のサポート
- 学科・実技の試験に合格された方には、まず「仮認定証」をお渡しします。これにより、正式なカードが届く前でも、必要な条件を満たした上で散布飛行を始めることができます。
- 本カード(プラスチックカード型の認定証)は、協議会側の手続きが完了し次第、約1〜1.5か月後を目安にお手元に届きます。
- 認定取得後も、機体の購入・設定、運用の相談、バッテリー管理の工夫など、実際の現場で出てきた疑問について、継続してご相談いただけます。
